モノより経験にお金を使うってどういうこと?
ミニマリストはモノより経験にお金を使うの?
こんには、ミニマリストのみなとです。
この記事では、僕が大切にしている考え方の一つ、
「モノより経験にお金を使った方が人生が豊かになる理由」
について書いていきます。
僕は、経験を重視する生活を送ることで、より充実感を感じるようになりました。
モノに執着することなく、自己研鑽や旅行、エンタメなどの経験にお金を使うことが、人生の本当の豊かさを得るための鍵だと考えています。
それでは、なぜモノより経験が人生を豊かにするのか、僕が考える具体的な理由をみていきましょう。
なぜモノより経験に価値があると考えるのか?
経験には、モノにはない、特別な価値があると、僕は思っています。
モノは所有することができますが、経験は心に残ります。
経験には、成長や学びが伴うことが多いですし、そうでなくても感情を揺さぶられることがほとんどです。
例えば、新しいことに挑戦することも経験ですが、それに伴う困難を乗り越えることができれば、それは自己成長に繋がります。
モノを買うと、一時的な満足感を得られますが、経験は自分の血となり肉となる、そんな感じです。
また、経験は人生を豊かにするだけでなく、人間関係を築くための機会となりえることもあります。
新しい場所や人々との出会いは、僕たちの視野を広げてくれますし、人間関係が充実している人は幸福度がより高かったりもします。
なので、経験を増やすことで、人生がどんどん豊かになっていくと考えています。
モノと経験を比較してみる
さて、次にモノと経験の比較を通じて、なぜ経験が人生を豊かにするのかを考えてみることにします。
まず、モノには一時的な満足感しかありません。
新しいモノを手に入れると、一時的に喜びや興奮を感じるでしょう。
でも、その喜びは、時間とともに薄れていきます。
モノは買ったときの気持ちがピークということです。
一方、経験は時間の経過とともに彩りを増すこともあります。
思い出や経験は、心に残り、思い返すことでさらに大切な記憶になるかもしれません。
また、モノは劣化したり、壊れたりする可能性があります。
また所有できるモノの数には限りがあるので、新しいモノを手に入れるたびに、古いモノを捨てなければなりません。
まだ使えるはずだったのに、壊れてしまうことだってあります。
しかし、経験が壊れて、捨てなくてはならなくなることは、まずありません。
無駄な経験になってしまったと思うことはあっても、人生いつその経験が役に立つかなんて誰にもわからないわけです。
こう考えると、モノと経験は反対の性質を持っているようにも思いますよね。
僕がお金を使った具体的な経験を紹介
ここでは、僕が具体的にどんな経験にお金を使ってきたか、ご紹介していきます。
定期的な旅行
旅行は、僕が最も大切にしている経験の一つです。
知らない場所を訪れることで、異文化や風景に触れることができます。
僕は予算を節約するために、コスパの良い宿に泊まり、食事は地元のお店で楽しむようにしています。
また、旅程を詰め込みすぎないようにしています。
普段は味わえない余白を楽しむことも、旅行の醍醐味ですね。
毎日の読書
僕は、本にはお金を使っています。
毎日のように活字に触れています。
本はモノですが、そこにあるノウハウや物語は経験です。
心を揺さぶられる経験は、何事にも変えられません。
本はただの紙の塊とは違いますからね。
イベントやコンサート
僕は、イベントやコンサートも好きです。
舞台や展覧会、音楽ライブなど、芸術やエンタメの世界に触れることが、人生の活力になっています。
また、季節ごとの地元のイベントにも参加することもあります。
興味のあることの勉強
興味のあることの勉強にも、お金は惜しみません。
僕はセミナーとかは苦手なので、こちらも書籍を用いることが多いですが、知らないことを学ぶと少しずつ生きやすくなっていきます。
僕は、「ミニマリストの考え方」や「お金の管理や投資」についてが自分の研究テーマでもあるので、よくそれ関連の本を読んでいます。
モノではなく、経験に重きを置いた人生を送るために
モノではなく、経験重視の人生を送るために、僕が実践していることをいくつかご紹介します。
優先順位を明確にする
経験を重視するためには、優先順位を明確にすることが重要です。
「何が本当に大切なのか?」
「何を経験することが、僕の充実度を上げてくれるのか?」
をいつも自問自答しています。
すべての経験を手にすることはできないので、本当に大切なことを見極めないといけません。
その結果、旅行や読書、ライブの参加、などが僕の優先順位の上位となりました。
予算を立てる
優先順位さえ分かれば、あとはそれに合わせて予算を組んでいくだけです。
しかし、僕のように収入が決して多くない人(僕は月収15万円程度)にとって、やりたいことの予算を組むのはなかなか難しいかもしれません。
僕もこれまで毎月かつかつの生活をしてきました。
しかし、最近「毎日の予算」というアプリで、1日の使えるお金を可視化することで、かなり節約できるようになりました。
収入から固定費や食費などを引いていくと、1日に使えるお金はそれほど多くないことに気づけました。
無駄を削って、自分の大切なことにお金を使うもの、ミニマリスト的な大事な考え方の1つです。
人生に余白を持つ
人生に余白があると、何か新しいことに挑戦しようとか、新しい体験に貪欲になります。
忙しすぎると、日々のタスクをこなすだけの生活になるので、その生活は僕にとって価値はありません。
余白があると、自分の体調の変化にも敏感になれます。
僕の場合は、朝30~40分自転車で走るだけで、1日がかなり快適に過ごせることがわかりました。
余白があることで、自分の内面についても目がいきやすくなりますし、大切なことが何なのか、真面目に考えることができます。
その結果、僕にとって大切なことは、最低限のモノ(持っているモノはお気に入りだけ)と多くの経験ということにたどり着きました。
まとめ
モノより経験にお金を使った方が、人生豊かになる理由を僕なりに解説してきました。
もちろん、それでも私はモノにお金を使いたいんだ!って人は、おそらくそれがその人にとって大切なことだし、それでいいと思います。
ただ、モノを追い求めると際限がないので、気を付けなければいけません。
例えば、新型のiPhone15が欲しいけれど、どうせならストレージが大きいものが欲しいし、なんならProの方が良いなど。
一方、体験には、比較対象や優劣がないため、1つ1つが価値のあるものになります。
お金の使い方は、人生そのものです。
自分にとって価値があることを見極めて、そこにお金が回るように、日々の生活を見直してみてはいかがでしょうか。
きっと、人生がだんだんと豊かになっていくことを実感できるはずです。